XAMPPにエラー Apacheが起動しない・スタートできない原因と対処法
XAMPPのApacheが起動しない場合に考えられる原因には「ポート番号の競合」と「Internet Information Servicesの有効化」が考えられます。ここでは、これらの対処法についてWindows、macそれぞれに分けて説明します。
WEBサイト、PHP、JAVA、JavaScriptなどプログラミング、ネットワーク IT関連技術
XAMPPのApacheが起動しない場合に考えられる原因には「ポート番号の競合」と「Internet Information Servicesの有効化」が考えられます。ここでは、これらの対処法についてWindows、macそれぞれに分けて説明します。
WindowsへのXAMPPのインストール手順について説明します。XAMPPのインストールは、基本的にインストーラーの画面に沿って進めていくだけですので、とても手軽に行なうことができます。インストールするOSのバージョンはWindows10です。
PHPやPerlなどのサーバーサイドで動くプログラミング言語(サーバーサイド・スクリプト)を使ってアプリケーションを開発したり勉強する場合、あらじめWebサーバーの他、Webアプリケーション開発には欠かせないSQLデータベースサーバーなど、ソフトウェア開発環境の構築が必要となります。JavaScriptのようにWebブラウザ上で動くプログラム(クライアントサイド・スクリプト)であれば、Webサーバーやデータベースは不要で、Webブラウザーとプログラムを書くツールがあればいいのですが、サーバーサイドで動作するプログラミング言語で作られたアプリケーションの場合、プログラムの実行エンジンのほかインターネットに繋がったWebサーバーやデータベースといった開発環境、実行環境が必要となります。プログラミングの学習者の学習環境でも同じです。しかし、これらのソフトウエアを個別にインストールし、それぞれ連携させるには手間がかかり初心者には非常に難易度が高いものです。環境構築で挫折してしまう人も少なくありません。そこで、パソコン内に擬似的にWebサーバーやデータベースを用意し、サーバーサイド言語で作られたアプリケーションであってもパソコン内でプログラムの動作を確認できるようにしたのが、apachefriends.orgが無償で配布している「XAMPP(ザンプ)」です。すなわち、パソコンの中だけでWebサーバー、データベースとブラウザーを接続させPHPやPerlなどのサーバーサイド・スクリプトプログラムを動作させるのです。XAMPPはこのように、テスト環境や学習環境の構築に役立ちますので、開発者だけでなく、プログラミング学習者に広く利用されています。